JHPあさひかわ代表 神田さん(写真 左上)
北海道新聞11月1日「たすくゼミナール」掲載記事の
となりの紙面に『大学祭で「被災地の現状を伝えたい」と
意気込む』という言葉が目に入り、『聞きたい・・』
そこで今日は、北海道教育大旭川校の大学祭へ行ってきました。
(e-mailで直接、神田さんに事前問い合わせができたので
会場へのアクセスもスムーズに)
記事には、代表の神田さん(大学4年生)
震災後に宮城県南三陸町へ、4回、瓦礫撤去などの活動に
訪れたとありました。話しのさいごに
「現地で人と関わるようになって、そこでのことを
『 伝えたい 』と思うようになりました」と
手を大きく広げて言われていたのが、印象に残りました。
そこが人が人と「出逢う」ということなのだと思います。
わたしたちが遅れて行った為、残ってくれて被災地のこと。
ボランティアのきっかけなど、話すことができました。
神田さんは ボランティア支援での外国の滞在先で
日本の震災のニュースを見たそうです。
わたしたちは、札幌にいた頃に東日本大震災が起こり
2ヶ月後には東川町へ移住しました。
よく、障害があると「支援される」側のように思われますが
日本全国、北海道内、札幌でも障害者当事者団体が手を組み
実際に相当なスピードで現地入りして、移動支援などの組織、さまざまな支援ネットワークづくりをされています。
(重い障害があればあるほど、1日の支援の遅れが命にかかわる大変なことになることを誰よりもよく知っているので)
力仕事では、たしかに役立つことはできないけれど
諸先輩の方々から(重度といわれても、地域で街で暮らしてきた先輩障害者の人たち)不自由な環境といわれる場所、地域資源がないと思われる状況でも知恵で人を動かし何かを生み出す能力は、いつも学びたいと思っています。
学生サークル「JHPあさひかわ」のひとりひとりの方の
さいごの言葉が胸に響きました。
ありがとうございました。